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手の甲を温めるヒーターと、60コマの電子ペーパー
今週の新着は、発想の変わった物が中心です。サンコーの「ゲーミング手甲ヒーター」は、素手の感覚を残したまま手の甲だけを温めます。Bigmeの13.3型電子ペーパーモニターは、最大60FPSで表示できるのが特徴です。EIZOからはシリーズ初の有機ELモニター、ASUSからは4KとフルHDを切り替えられるROGの有機ELモニター、PS5向けの新しいPULSEヘッドセットも登場しました。海外の値段は 1ドル=約156.9円で計算しています。人気・定番の枠では、Arctis Nova EliteやKeychron K2 HE、Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)など、評判のいい物を集めました。クラファンのコーナーでは、電池を1本ずつ交換できるモバイルバッテリー、CTRL ENERGYのZEROが出資を募集中です。
目玉商品
机まわりサンコー
ゲーミング手甲ヒーター(TMMS26CBK)
値段3,480円(税込)(容量5,000mAhのモバイルバッテリー付きは4,480円)発売2026年10月19日
素手の感覚のまま、手首から手の甲だけを温めるUSBヒーター。
サンコーの「ゲーミング手甲ヒーター」(TMMS26CBK)は、ヒーターを内蔵したUSB給電のハンドウォーマーです。手袋のように手のひらを覆わず、手首から手の甲を温めます。10月19日に発売され、価格は単体が3,480円、容量5,000mAhのモバイルバッテリー付きが4,480円です(税込み)。
ここが面白いのは、手のひらを覆わないところです。公式ページは、素手のままのグリップ感や細かなタッチはそのままに、手の甲からじんわり温めると説明しています。温度は40度、45度、50度の3段階で切り替えられ、自分に合う温かさを選べます。
使う場面は、冬の机仕事やゲームです。公式ページは「冬場になると手が冷えてタイピングが打ちづらい」「手袋をするとキーボードやマウスの感覚が変わる」といった悩みを挙げています。楽器の練習のときの指先のかじかみにも使える、としています。
USBバスパワー動作に対応していて、パソコンのUSBポートにつなぐだけで温まります。モバイルバッテリー付きのモデルなら、コンセントやパソコンから離れた場所でも使えそうです。サンコーは同じ時期に、ネックウォーマーなどのUSBヒーター製品も出しています。
気になるのは、温めるのが手の甲側だけな点です。手のひらや指先まで温めたい人には、物足りないかもしれません。電池付きモデルの連続使用時間は、記事にも公式ページの確認できた範囲にも載っていません。冬の本番前に、サイズも確かめたい所です。
- 手のひらを覆わず、手首〜手の甲だけを温める
- 温度は40度・45度・50度の3段階
- 3,480円(バッテリー付きは4,480円)
筆者のひとこと(イリス)…冷えた手でも、キーの感触は手放したくない。そんな人に、よく考えられた形だと思う。

モニターBigme(ビグミー)
Bigme B13 Pro 日本未発売
最大60FPSで動く、13.3型のカラー電子ペーパーモニター。
約8.9万円(予約販売価格 569ドル)
値段約8.9万円(予約販売価格 569ドル)(通常価格は749ドル(約11.8万円)。1ドル=156.9円で計算)発売2026年10月26日出荷開始予定
中国のBigmeが発表した「B13 Pro」は、13.3型のカラー電子ペーパーを使った、持ち運べるモバイルディスプレイです。3200×2400ピクセルで表示でき、予約販売が始まりました。10月26日から出荷が始まる予定です。
ここが面白いのは、電子ペーパーなのに最大60FPSで描画できる点です。独自の高速リフレッシュ技術を使い、残像感を減らす自動の残像除去技術も備えます。電子ペーパーは動きの表示が苦手でしたが、それを補う作りです。公式ストアも「60FPS」を前面に出しています。
使う場面は、文章を読む作業や、資料を見ながらの作業です。映像の入力はUSB Type-CとMini-HDMIで、AirPlay、Miracast、DLNAによるワイヤレス投写にも対応します。ステレオスピーカーも内蔵しているので、小さな2枚目の画面として机に置けます。
表示には、E Ink Kaleido 3というカラー電子ペーパーを採用しています。本体サイズは286×231.5mmで、いちばん薄い所で5.6mm、重さは約660gです。薄くて軽いので、ノートパソコンといっしょにバッグに入れて持ち運べる大きさです。
気になるのは値段と買い方です。価格は749米ドルで、予約販売価格は569米ドルです。日本の公式販売や日本円の値段は、記事には出ていません。普通の液晶に比べると、色の鮮やかさや動画の滑らかさは控えめなはずなので、用途を選んで使う画面です。
- 13.3型カラー電子ペーパーで最大60FPS表示
- USB-C・Mini-HDMI・ワイヤレス投写に対応
- 約660g・最薄部5.6mmの持ち運べる画面
筆者のひとこと(イリス)…目にやさしい画面は、夜の机に似合う。動きを取るか、静けさを取るか。

モニターEIZO(エイゾー)
ColorEdge CG3200X 発表のみ
EIZOのColorEdgeで初めて有機ELを採用した、31.5型の4Kモニター。
49万5,000円(EIZO直販・税込)
値段49万5,000円(EIZO直販・税込)発売2026年12月1日予定
EIZOの「ColorEdge CG3200X」は、色を正確に管理したい映像制作などの人向けの、31.5型の4K有機ELモニターです。10月20日に発表され、12月1日に発売されます。EIZO直販の価格は49万5,000円(税込み)です。
ここが面白いのは、ColorEdgeシリーズで初めて、有機ELパネルを採用した点です。量子ドットを使ったQD-OLEDパネルで、ピークの明るさは1,000cd/m²、コントラストは150万対1です。映り込みを抑えた非光沢・低反射のパネルも特徴です。
使う場面は、映像や写真の色を確かめる制作現場です。DCI-P3やBT.709といった映像制作向けの規格のカラーモードを備えます。独自のABL制御(明るさの自動制限)の技術で、HDR映像を安定して評価できるとしています。
キャリブレーションセンサー(色のずれを測る部品)を内蔵していて、表示のずれを定期的に自動で補正できます。映像入力はHDMI、DisplayPort、USB Type-C(60W給電対応)です。着脱式の遮光フードが付属します。
気になるのは、49万5,000円という値段と、発売が12月と先な点です。プロ向けの機材なので、ふつうの家庭向けではありません。机に置くなら、31.5型の大きさと、遮光フードを付けたときの奥行きも考えたい所です。評判は、発売前のためまだ出ていません。
- ColorEdgeシリーズ初のOLED(QD-OLED)採用
- ピーク1,000cd/m²、コントラスト150万対1
- 色のずれを自動補正するセンサーを内蔵
筆者のひとこと(イリス)…色を信じるための画面、という感じ。値段に見合う使い道がある人だけの、特別な1台。
今週の新着

モニターASUS(エイスース)
ROG Swift OLED PG27UCWM/PG32UCWM
ASUS JAPANが発表したROGの有機ELゲーミングモニター2機種で、26.5型の「PG27UCWM」と31.5型の「PG32UCWM」があります。
20万5,820円(PG27UCWM)/23万2,920円(PG32UCWM)
値段20万5,820円(PG27UCWM)/23万2,920円(PG32UCWM)(予想実売価格(税込))発売2026年10月23日から順次
ASUS JAPANが発表したROGの有機ELゲーミングモニター2機種で、26.5型の「PG27UCWM」と31.5型の「PG32UCWM」があります。どちらも4Kで240Hz駆動と、フルHDで480Hz駆動をボタンで切り替えられる「デュアルモード」を備えます。パネルはタンデムRGB有機ELで、従来より色の範囲を最大27%広げ、DCI-P3 99%、Dolby Vision、DisplayHDR 400 True Black認証に対応します。HDMI 2.1が2つ、DisplayPort 2.1a、USB Type-Cを備え、PIP/PBP(2画面表示)やKVM機能もあります。予想実売価格はPG27UCWMが20万5,820円、PG32UCWMが23万2,920円で、10月23日から順次販売されます。
筆者のひとこと(イリス)…きれいさも速さも、1台で欲張る画面。机に置く場所と予算が、いちばんの課題。

ヘッドセットソニー・インタラクティブエンタテインメント
PlayStation PULSE ワイヤレスヘッドセット 発表のみ白あり
PS5向けのPULSEヘッドセットに、新しいワイヤレスモデルが加わります。
15,980円
PS5向けのPULSEヘッドセットに、新しいワイヤレスモデルが加わります。大きなプレーナーマグネティックドライバー(薄い振動板を磁石で動かす方式)を採用し、前の世代のPULSE Eliteより低音が豊かになったとしています。ドライバー1つあたりのマグネットは4個です。接続は、ロスレス・超低遅延の「PlayStation Link」で、PS5、PlayStation Portal、PC、Macの間で切り替えられ、Bluetoothも同時につなげます。内蔵マイクにはAIによるノイズ低減が付き、イヤーカップを回してフラットにできます。色はホワイトとミッドナイト ブラックの2色で、価格は15,980円、11月19日発売です。記事では、上位のPULSE Edgeにあるノイズキャンセリングや着脱式ブームマイクは、このモデルにはありません。
筆者のひとこと(イリス)…白と黒のどちらも似合う。手が届く価格の入り口として、よくまとまっていると思う。
人気・定番発売から1〜2年の評判がいい物

マイクDJI
DJI Mic Mini
手のひらに隠れる大きさの、ワイヤレスマイクです。
24,200円
値段24,200円(送信機2台と受信機のセット・発売時の価格(税込))発売2024年11月26日
手のひらに隠れる大きさの、ワイヤレスマイクです。送信機は1つ約10gで、服に磁石で付けられ、別売りのネックレス型の取り付け具も選べます。ノイズキャンセルは2段階で、電池はマイク1本で最大11.5時間、充電ケースを使うと最大48時間です。ヨーロッパのレビューサイトdroon.eeは、頑丈で使いやすい充電ケース、すばやいペアリングを評価しました。短所は、本体に録音機能がなく単独では録れないこと、3.5mmの音声端子がなく有線のピンマイクは使えないこと、ノイズキャンセルを強くすると音質がやや落ちることです。DJIのカメラとは追加の受信機なしでつながります。
筆者のひとこと(イリス)…小さいのに、頼れる。

モニターASUS(エイスース)
ASUS ROG Swift OLED PG27AQDP
画面の細かさ(2560×1440)のまま、1秒間に480回の書き換えができる有機ELのゲーミングモニターです。
157,320円前後
値段157,320円前後(ASUS ストアの表示価格)発売2024年11月1日
画面の細かさ(2560×1440)のまま、1秒間に480回の書き換えができる有機ELのゲーミングモニターです。27型(実際に映る範囲は26.5型)で、応答速度の公称は0.03msです。英国のTFTCentralは、実測の平均で0.44msと測り、表示の遅れも極めて小さいこと、ファンがなく静かに動くことを評価しました。文字の見え方も、以前の白色有機ELより良くなったと書いています。短所は、表面がマット加工で映像がややざらついて見えることと、USB-C入力や切り替え機能(KVM)がないことです。3年保証には焼き付きも含まれます。アメリカのDigital Trendsも、編集部のおすすめに選んでいます。
筆者のひとこと(イリス)…速さを突き詰めた一台。静かな部屋で、画面だけが動く。

キーボードKeychron(キークロン)
Keychron K2 HE
木のフレームがついた、75%サイズ(テンキーなしでやや小さめ)のワイヤレスキーボードです。
23,250円
値段23,250円(Makuakeでの一般販売予定価格(日本語配列))発売2025年2月
木のフレームがついた、75%サイズ(テンキーなしでやや小さめ)のワイヤレスキーボードです。キーを押した深さを磁石で測る方式のスイッチで、反応する深さを0.2〜3.8mmの間で0.1mmずつ変えられます。Bluetooth、2.4GHz、USB-Cの有線の3通りでつなげ、横のスイッチでWindowsとMacを切り替えます。アメリカのレビューサイトThe Gadgeteerは、見た目、音、打鍵感のよさを評価し、『また一つの良作』とまとめました。短所は、対応するスイッチがGateronの磁気スイッチだけであることと、USB-Cの差し込み口が背面でなく左側面にあることです。かなり重いとも書かれています。日本語配列の版もあり、日本ではMakuakeで先行販売されました。
筆者のひとこと(イリス)…木の温かさは、冷たい机のそばでいちばん映える。

イヤホンボーズ(Bose)
Bose QuietComfort Ultra Earbuds (第2世代)
耳に入れるタイプの、ノイズキャンセル(まわりの音を消す機能)つきの完全ワイヤレスイヤホンです。
39,600円
値段39,600円(発売時の価格(税込))発売2025年8月7日
耳に入れるタイプの、ノイズキャンセル(まわりの音を消す機能)つきの完全ワイヤレスイヤホンです。第2世代では、ケース自体がワイヤレス充電に対応しました。通話では8つのマイクと、声を聞き取りやすくする機能が働きます。アメリカのEngadgetは、ノイズキャンセルの強さを引き続き高く評価し、特に『クワイエット』モードでは人の声も他社より消せると書きました。サイレンのような急な音にも、なめらかに対応するそうです。短所は、電池が改善されておらず、ノイズキャンセルをつけたままで最長6時間、空間オーディオをオンにすると4時間であることと、本体が大きめで見た目が好みを分けることです。
筆者のひとこと(イリス)…静けさを持ち歩くなら、これ。

ゲーミングヘッドセットSteelSeries
Arctis Nova Elite
SteelSeriesの最上位ワイヤレスヘッドセットです。
111,080円
SteelSeriesの最上位ワイヤレスヘッドセットです。40mmのカーボンファイバーのドライバーを積み、日本オーディオ協会の認定も受けています。2.4GHzの専用ドングルで、Xbox・PS5・Switch・PCなどにつなげ、Bluetoothも使えます。電池は約30時間で、交換できる予備電池が付き、充電しながら使えます。ギズモードの記事では、音全体のバランスのよさと低音の厚みが評価されています。弱みは、111,080円という高い価格と、電池の持ちが平均的な点です。超ハイエンドを求めるゲーマー向けとされています。イヤーカップは90°に折りたため、空間オーディオにも対応します。ノイキャンは42%性能が上がったとメーカーは発表しています。
筆者のひとこと(イリス)…値段も、音も、本気の人向け。
クラファン出資を募集中の物。届くまで時間がかかったり、届かないこともあります

モバイルバッテリーCTRL ENERGY(コントロールエナジー)
ZERO(ゼロ/電池交換式モバイルバッテリー) クラファン日本未発売
フランスのCTRL ENERGY(コントロールエナジー)の「ZERO」は、中の電池を1本ずつ取り替えられるモバイルバッテリーです。
約1.4万円(79ユーロ・先行価格)
値段約1.4万円(79ユーロ・先行価格)(海外 79ユーロ(Kickstarter の先行価格・Gizmodo Japan の換算で約1万4千円)。小型版 SubZERO は33ユーロ)発売2026年11月12日まで Kickstarter で出資募集中
フランスのCTRL ENERGY(コントロールエナジー)の「ZERO」は、中の電池を1本ずつ取り替えられるモバイルバッテリーです。クラファンのKickstarterで、10月13日から11月12日まで出資を募集しています。再利用した18650型の電池を6本積み、合計は21,000mAhです。傷んだ電池だけを、磁石で外れるフタから入れ替えられるので、本体ごと捨てずに長く使えます。LEDライトの付属品で懐中電灯にもなり、本体のまわりが光るライトもあります。別売の折りたたみ式ソーラーパネル(18W)にも対応します。電池1本だけの小型版「SubZERO」もあります。先行価格は79ユーロからです。出荷前の品なので、届く時期はページで確かめましょう。
筆者のひとこと(イリス)…捨てずに電池だけ替える。静かに筋が通っている。